サンフレッチェ情熱史

正月休みの広島帰省中に読みました。

サンフレッチェ情熱史 降格・経営危機を乗り越えた「逆境のヒストリー」

サンフレッチェ情熱史 降格・経営危機を乗り越えた「逆境のヒストリー」

著者の中野和也氏はサンフレッチェ広島オフィシャルマガジン紫熊倶楽部の編集長という立場にあるだけあって、創設から昨年のJ1二連覇までの出来事が時系列にまとめられているだけでなく、その時その時の舞台裏がクラブ関係者に近い視点から綴られておりました。
私は広島生まれの広島育ちで、J開幕当初からの広島サポーターです。( 広島開催のアジアカップ '92で日本のアジア初制覇した時に、サンフレッチェ所属の高木・森保・前川選手の勇姿を現場のスタジアムで見た世代 )
そのため、'94のファーストステージ優勝、 幾度とない天皇杯決勝での敗退、二度のJ2降格・J1昇格などの場面はそれぞれ思い出があるものの、経営危機・監督交代・J1昇格に向けての苦悩などの舞台裏は当然ながら知る由もありません。1ページ1ページそれぞれの時期を思い出しながらいろんな感情を持って読みました。
読み終えた後、地方クラブが持つ苦悩と戦いながらJ1二連覇が生まれたのかと思うと、本当によくやったという気持ちになりました。また、サンフレッチェサポーターであることが誇らしく感じました。

今日は残念ながら悲願の天皇杯制覇を逃してしまいましたが、来シーズンに向けて新たに頑張ってほしいと思います!

P.S.
次のゼロックススーパーカップでは、そろそろ横浜に勝ってほしいな。